ピースサイン

例えば、何処か旅に出掛けたとする。泊まりでも日帰りでもいい。
交通機関を利用したり、車だったり。

さて、そこで皆さんは同じ旅行者同士で挨拶を交わすだろうか?
登山者同士ならば「こんにちは」とすれ違い様に挨拶することもあるだろう。

二輪の世界にも、そんな挨拶がある。
休憩中、同じように休憩しているバイク乗りと会話を交わすのはもちろんのこと、走行中に対向車線を走ってきたバイク乗りとも挨拶をするのだ。

それは、言葉であって、言葉に非ず。

たった一瞬の、ピースサイン。
「こんちはー」「お互い楽しもうねー」「気を付けてー」とかとか。
刹那に生まれるピースサインには様々な会話が込められ、そこで交わされる。
それはピースサインだったり、手をシュタッと挙げる人だったり、ガッツポーズだったり、両手で手を振る人だったり、足を上げる人もいたり、ダンディ坂野氏で有名なゲッツ!などと色んなパフォーマンスで楽しませてくれる人も多い。もっともカーブだったりすると危ないこともあるんで、軽く会釈するだけの場合もあるけど。

ツーリンガーが多くなる夏の北海道なんかでは、自転車で旅をするチャリダーも多く、彼らもまた二輪という共通点からか、ピースサインや坂道では「頑張って登りやー!」というエールの気持ちを込めてガッツポーズを送ったりする。

発端はいつなのかは解らない。どこの国かも解らない。
それが町中でも多く見かけられたのは2〜30年も昔だと言う。今ではツーリング中ぐらいでしか見かけられなかったりする。(ピースを知らない人も多い…とても残念)

ご多分に漏れずヤミーもツーリングやちょっと走りに出掛けて、ツーリング中らしきバイク乗りとすれ違う時には、必ずピースサインを送る。

バイク乗りだけの仲間意識というのか、共通言語というのか…ピースサインが好きである。
ピースをして、ピースが返ってくるととても嬉しい。

一度、旅をしているバイク乗りを見かけたら、ピースサインを送ってごらん?
「気を付けてね」「頑張ってね」「楽しんでね」なんて気持ちを込めながらさ。
粋なバイク乗りだったらきっと応えてくれるよ。