速さよりも…

唐突ですが、ヤミーはいわゆるスピード狂ではありません。
峠へ走りに行くことがあっても、のんびりトコトコ走るのが好きです。

まず第一に、アタリマエのことですが、あくまで公道なのでレース場ではないということ。
二輪に限らず四輪でもたまに見かけるのですが、ぶっちゃけて言ってしまえばサーキットと勘違いされている方が多いです。
カーブ(レース場ではないので、あえてコーナーと言いません)なんかでも黄色のセンターライン…はみ出し禁止で更に見通しが悪いにも関わらず、対向車線まで使ってアウト・イン・アウトのラインを使う人。とっても危険です。実際何度かヒヤッとした経験があります。
公道だけに、一方通行でない限り対向車は走ってきますし、二輪や四輪どころか自転車や場所によっては歩行者だって通行します。
あくまでも公道なので、サーキットでも練習場でもありません。そういう走りがしたければ、ヤミーはお金を払ってコースへ出ます。(二輪オフロードコースなら1日2000円〜ぐらいです。河原は最近ほとんど乗り入れ出来ないですし)

第二に、自分の力量を知っています。
二輪ではいくら装備万端、防護してるよ〜と言ったところで、結局は生身の身体剥き出しですので、公道で下手な失敗を一度でもすれば簡単に死にます。(リミッターカットして後輪をふらつかせながらガンガン飛ばす原チャリスクーターをよく見かけますが、通例時速60kmを超えて転倒すればほぼ即死するそうです。生きている方が奇跡!)
レース場ですら、プロのレーサーが些細なミスから転倒して命を落とすことも稀ではありません。単車をなめてはいけないのです。
ヤミーは当然のことライセンスも何も持っていない、ヘタッピ素人ライダーです。常に同じ状況ではない公道で力量以上のことは出来ません。二輪に限らず四輪でもよく見かけますが、車線をせかせか変更して我先ばかりにとすり抜けて走っていく方々。実は大抵そんな人が巧いんじゃなく、周りが
巻き込まれたくないから避けてくれているだけです。(実際には本当に巧い人もいるでしょうけれど…そういう人ってそんな無茶しないと思うんですよね)
違反せず、事故を起こさない安全運転に勝るテクニックなどありません。

第三ですが、結局上のふたつを念頭におきながら、これが一番好きだから。
峠でもそうですが、特にツーリングなどへ行く場合。せっかく住み慣れた街を離れて走るわけですから、知らない街を抜けたり、自然の中を駆け抜ける時、その景色を堪能したいのです。
よくヤミーが格好つけて言うのですが、二輪は四季の風を感じることが出来る乗り物です。
風と対話し、木々の匂いを感じ、水の音を聴き…時には単車を停めてエンジンを切って、そこで手に入れられる素晴らしい景色に包まれるのが好きなのです。
それらを楽しむ余裕もなく、ただただ速く走ることばかりに夢中になってしまうなんて、すごく勿体ないことだと思いませんか?

ヤミーは、速さよりも…のんびりゆったり楽しんで安全に走ることが大好きです。


※追記 2003/12/9
この「速さよりも…」は公道を走る際の、ヤミーの個人的な考えです。
あくまでバイクに何を求めるかはその人それぞれだと思っています。